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イシイチコログ

近況と雑記

博物館に初詣

あけましておめでとうございます。

東京国立博物館で「博物館に初もうで」というイベントを開催していると知り、楽しそうなので行ってきました。

獅子舞やお神楽が見られたり、「新年を寿ぐ鳥たち」という酉年にちなんだ作品の特集展示があったり。めでたい催し物が盛りだくさんでした。

鳥をモチーフにした作品ってけっこう多いんですよね。

公式サイトにはトーハクの鳥ベスト12なんて投票企画もありました。

以下は今日観たなかでお気に入りの鳥たちです。

https://www.instagram.com/p/BOwBYbdgQ7o/

https://www.instagram.com/p/BOwBa3bg76q/

https://www.instagram.com/p/BOwAO1eARHD/

https://www.instagram.com/p/BOwBid2AYbG/

https://www.instagram.com/p/BOv_puJgPZ4/

https://www.instagram.com/p/BOwBPV_Acme/

https://www.instagram.com/p/BOwAKLygjl3/

 

 

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葉桜と魔笛

 

乙女の本棚3 葉桜と魔笛 (立東舎)

乙女の本棚3 葉桜と魔笛 (立東舎)

 

 小学生の姪っ子と話していると、絵は小説を読むきっかけになるんだなと実感します。もう少し大きくなったら、この「乙女の本棚」シリーズをすすめたい。

老夫人が早くに亡くなった妹の思い出を語る『葉桜と魔笛』のイラストは紗久楽さわさん。着物の絵がとてもおしゃれです。室内の陰影の描き方も素晴らしい。

時は1905年、日本海海戦の最中。「私」はそんな大事が起こっているとも知らず島根の城下町に暮らしていますが、妹の病がいよいよ手のほどこしようがないとわかった5月なかばのある日、砲弾の音を聞きます。

どおん、どおん、と春の土の底の底から、まるで十万億土から響いて来るように、幽かな、けれども、おそろしく幅のひろい、まるで地獄の底で大きな大きな太鼓でも打ち鳴らしているような、おどろおどろしい物音が、絶え間なく響いて来て、私には、その恐ろしい物音が、なんであるか、わからず、ほんとうにもう自分が狂ってしまったのではないか、と思い、そのまま、からだが凝縮して立ちすくみ、突然わぁっ! と大声が出て、立って居られずぺたんと草原に坐って、思い切って泣いてしまいました。

「私」の生きている小さな世界に、妹の死の予感と恐ろしい不思議な物音によって亀裂が入る場面。この読点の打ち方、全体のリズム、たまりません。 

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1972

物語のなかで特定の時代を再現するって面白いなあと思います。

先日「週刊金曜日」で紹介したアンソロジー「ノスタルジー1972」とか。

 

ノスタルジー1972

ノスタルジー1972

 

 インタビューの仕事でわりといろんなかたの戦争体験を聞いていますが、人によって本当に違うんですよね。同じ時代、同じ国でも、人の数だけ世界はあるということがわかる本だと思いました。

戦後の高度成長期が終わって、あさま山荘事件が起こり、沖縄が返還された年。史実に残る出来事を遠景にした日常が描かれています。

「空中楼閣」(朝倉かすみ)の『若草物語』を引用した部分がとても好き。

朝倉さんには『地図とスイッチ』という1972年9月8日生まれのふたりの男性の40年を並行して描いた作品もあります。

 

地図とスイッチ

地図とスイッチ

 

 

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すごい本を読んでしまった。

 

自生の夢

自生の夢

 

 表題作は初出のときに読んでいましたが、ほかもすごかった。今年のベストかも。

早いもので

もう1年が終わりますね。

来年の手帳兼日記帳を買いました。

https://www.instagram.com/p/BN22snKgCOr/

ここ数年は「ほぼ日手帳」を使っていましたが、ゴムバンドのついたものに変えたくて。鞄の中で開くのが嫌なんです。万年筆は何年も前に買ったペリカンの。

スケジュールはWebのカレンダーで管理しているので、紙の手帳は覚書用。

『地図のない場所で眠りたい』という対談集で高野秀行さんが〈メモ帳はその場で書いて、翌朝に前日の日記を書いてまとめる〉とおっしゃっていて、真似したいなと。だからこれはメモ帳のつもりです。

いろいろ記録して、少しはブログ更新の頻度も高めたいと思います。

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四人の交差点

f:id:kochishii:20161202000418j:image

フィンランドのある家の三代記、100年の物語。

祖母、母、孫の嫁、母の夫という構成なので、前半は血縁があるけど、後半はない。

祖母のマリアの章がいちばん好きで、特に終盤のパンケーキを焼いては食べまくるシーンに圧倒されました。

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記憶を消すことができる魔法の本

デスノート」の記憶版のような、面白いガジェットが出てくる本を読みました。

わすれて、わすれて

わすれて、わすれて

 

金髪のカレンと、黒髪のリリイ。ふたりの美少女が大型バイクに乗って復讐の旅に出る話です。リリイは国で一番の早撃ち名人で、カレンは家に代々伝わる魔法の本(書いたことを忘れることができる)を持っている。惹かれながら反発し合う女の子同士の関係にぐっときました。某誌で紹介する予定です。

ちょうど友達がプレゼントしてくれたブライスが金髪と黒髪。

https://www.instagram.com/p/BLM5aQSgvN-/