イシイチコログ

近況と雑記

本の仕立て直し

佐藤春夫の研究者である河野龍也さんの講座で見せていただいた『美の世界』の初版限定版の装幀にひとめぼれ。ところが、限定版と間違えて普通の初版を買ってしまったのです。

しかもオレンジの布の表紙は、シミだらけで汚い。ただ、中身はすごくきれいだから、このままにしておくのはもったいないなと思いました。

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で、空想製本屋さんにお願いして、仕立て直してもらったのがこれ。

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青とオレンジのグラデーションの装飾紙は、佐藤春夫の「夕づつを見て」をイメージ。

こんな詩です。

きよく
かがやかに
たかく
ただひとりに
なんぢ
星のごとく。

 

 「夕づつ」は宵の明星。箔押しで表現した小さな星がよーく見ると見えます。

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すごく贅沢ですが、好きな本だし、より大切にしたくなりました。

一度、手製本の教室に行きましたが、手先が不器用なわたしは紙をまっすぐに切ることすらままならなかった憶えがあります。

空想製本屋さんのお仕事は細部まで美しくて、プロの技に感動! 当然、たくさんの注文を受けていらっしゃるみたいですが、また機会があればお願いしたいです。

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金沢文学館めぐり2

shimirubon.jp

「シミルボン」に記事をアップしました。

5月の話をやっと書き終わったという。のんびりペースですが、よろしければご笑覧ください。文学館たのしい。

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また立ちかへる

気がついたら6月も終わりそうで驚いています。

仕事の合間の息抜き。

「ミッドナイトブルー」という名前のインクで、芥川の詩を。

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五月の雪

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暑い週末でしたね。

タイトルだけでも涼しく。

 

五月の雪 (新潮クレスト・ブックス)

五月の雪 (新潮クレスト・ブックス)

 

 

 

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泉鏡花記念館

「シミルボン」に泉鏡花記念館の感想をアップしました。

 

shimirubon.jp

 

泉鏡花徳田秋声という、同じ尾崎門下でありながら対照的な作家の記念館が川の両岸にあるというところが面白い。

文アルをはじめてから、いろいろ興味が広がっています。実在人物のキャラ化、しかもイケメンにして消費するということについては注意が必要なところもありますが、ゲームをきっかけに史実のエピソードを知るとやっぱり親しみをおぼえるし、未読の作品も手に取りたくなるんですよね。

 

 

 

 

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今日の手書き

新訳が出た『蝿の王』。

無人島に不時着した少年たちの物語。社会から切り離され、人間が本来持っている野蛮な一面がむきだしになる。“蝿の王”が出現するシーンは本当に恐ろしいけど、引き込まれずにはいられない。

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蠅の王〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫)

蠅の王〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫)

 

 

 

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万年筆ブーム

最近、自分のなかで万年筆がブームです。

手書きで好きな文章を写すことでストレス解消しています。

インクもいろんな色があって愉しい。

『春昼』の蛇が出てくる場面はぞくぞくしますね。菜の花の黄色と、蛇の赤。

 

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春昼(しゅんちゅう);春昼後刻(しゅんちゅうごこく) (岩波文庫)
 

 

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