イシイチコログ

近況と雑記

孤独とのつきあいかた

Twitterで見たこの投稿について、少し考えていました。

フリーランスに限らず、孤独はリスクになります。かといって友達と飲みに行けば寂しくなくなるわけじゃないんですよね。家族と同居して働かずに暮らせる身分であっても、親しくもない相手に望まれてもいないプレゼントを送り続ける人を知っています。

本人はもちろんですが、まわりも寂しさに圧迫される。圧がひとりに集中すると、その人も壊れてしまう。

だからせめて自分の孤独はなんとかしたいわけです。43歳だし。

孤独とのつきあいかたで、まず思い出したのがこの小説。

 

問いのない答え (文春文庫)

問いのない答え (文春文庫)

 

3.11とTwitterはいろんな人の寂しさを可視化したんだなと思いました。

孤独をこじらせないために、自分で意識してやっていることは3つ。煮詰まったら散歩する。近所の人に挨拶をする。お店の人に御礼を言う。体を動かして声を出すだけでもだいぶ気分が変わります。

他人とつながることは喜びでもあるけど、ストレスにもなりうるので、生きている人間がいない(けど限りなく近いものがいる)避難所を持っておくといいのかもしれません。小説とかね。

わたしの場合は猫と二次元かな。特に今はこれまであまり触れてこなかったゲームやアニメがものすごく楽しい。それで毎日をやり過ごしている感じがあります。趣味をきっかけに交友関係もちょっとだけ広がりました。

やっぱりものすごく遅いんですが

シン・ゴジラ」観ました。

3.11を経たからこそ生まれた作品だなと思いました。あのときの映像を思い出すシーンがいくつもあって。怖ろしいんだけれども、笑える場面もたくさん。

巨災対のメンバーがみんな魅力的ですね。わたしは森課長と安田くんが好きです。もちろん、尾頭さんも。

ヤシオリ作戦最高でした。ラストシーンは「!」という感じ。できればもう一度劇場で観たいです。

大ヒット御礼の名台詞ステッカーをいただきました。

一番好きなのは、やっぱり「私は好きにした、君らも好きにしろ」でしょうか。

https://www.instagram.com/p/BKZ5L7Sg_Xn/

やっと見られました。

ものすごく遅いんですが

モノノ怪」というアニメにはまっています。

こんなすごい映像が9年も前に作られていたなんて。

見てなかったの、本当に不覚。

 黒猫飼っているので、「化猫」は泣きました。

モノノ怪+怪?ayakashi?化猫BOX [Blu-ray]

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世界の8大文学賞

もうすぐ発売です。

豪華なメンツに混ぜていただいております……

超素敵な装画は、しきみさん。

「刀剣乱舞」の今剣と後藤藤四郎のキャラデザでも知られる方です。

めっちゃ嬉しい。

世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今 (立東舎)

世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今 (立東舎)

 

 

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キンプリ

とある会合で、説明を聞いても全然わからないので、ものすごく見たくなったキンプリ。ゴールデンウィーク直前、応援上映に行ってきました。

kinpri.com

真夜中の映画館が満員御礼。最初から最後まで笑いっぱなしで、素晴らしいエンターテインメントでした。『キング・オブ・プリズム』はTVアニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』のスピンオフとして生まれた作品とのことで、TV版を見ていないと設定がよくわからないのですが、わからなくても面白かった。

主人公が「はい!」というたびに「いい返事!」と声をかけ、メンバーのテーマカラーに合わせてペンライトの色を変えて、ダンス対決のぶっ飛んだ映像にあっけにとられる……。あの場に行かないとわからない空気があって、一緒に行った人たちとわあわあ感想を話しながら帰りました。

「ガールズFebri」の特集で、キャラクターデザインの松浦麻衣さんが興味深いことをおっしゃっていたのでメモ。

『(プリティーリズム・)レインボーライブ』のときもそうだったのですが、菱田監督が『俺はイケメンの区別がつかない』とおっしゃるので、じゃあ、完全に見分けがつくようにデザインしよう……というのが、個人的なテーマでした。(中略)アニメキャラは参考にしないようにして、実写のタレントさんとか、ヘアースタイルブックから取ってきて、それをアレンジしてキャラクターが強く出るようにしました。

 確かにアニメを見慣れていないわたしでも、キャラクターの区別がつく。美少年ばかりたくさん出てくるのに、これはすごいことだなと。

監督のインタビューによれば応援上映のアイデアは『プリキュア』の劇場版に影響を受けているそう。『キンプリ』がヒットしたことで後追いする作品も増えるでしょうね。

ガールズFebri

ガールズFebri

 

 

 

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気になる本

https://www.instagram.com/p/BF8Nl9YmZBh/

新潮新書の『食魔 谷崎潤一郎』、帯は谷崎の文庫と同じ加山又造の絵を使ってある。素敵だ。著者は『吉祥寺の百日恋』の坂本葵さん。

 

悪女の「フード理論」とか、人間のクズたちが美食を極めるとか、煩悶青年とぷるぷる鮑とか、目次の見出しを眺めるだけでもわくわくする。

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孤独のススメ

田園地帯を走るバス。乗っているひとりの男。空に描かれる「MATTERHORN」の文字。予備知識ゼロで観に行ったので、はじめは北欧の映画かと思った。舞台はオランダ。

主人公のフレッドは、田舎町にひとりで暮らしている。リビングに飾られた妻と息子らしき人の写真を見つめながら、毎日きっちり同じ時間にお祈りをして、食事をとる。日曜日は必ず教会へ行く。判で押したような生活は、ふらっと現れた浮浪者のような男を拾ったことによって変わっていく。

ふたりの間にまともな会話はほとんどないのに、しぐさや表情でくすくす笑える。心臓をぎゅっとつかまれるような切ない場面もあって、最後にはなんともいえない幸福感に満たされた。当人も理由は説明できないけれど、一緒にいることを選んでしまう。置き去りにされた男と、留まれなかった男の物語。

好きなシーンはたくさんあるけれど、いちばん印象に残っているのは教会へ行く人々の流れに逆らって、フレッドが男とある場所へ向かうところ。フレッドはここで、自分を縛っていたものから解放されたんだと思う。

とてもとても好きな映画でした。


映画『孤独のススメ』予告編

 

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