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イシイチコログ

近況と雑記

題名と自意識

このブログの題名は、すごく悩んだ。

凝りすぎたタイトルは恥ずかしい。仕事のブログなので、シンプルなものがよい。「本」「読書」「文芸」のどれかを入れたい。で、キャラが表せるもの。自分のキャラ、よくわかんないけれども。

子供のころから一番よく言われるのが「ぼーっとしている」。でも「ぼんやり」はすでにおもしろいブログがあるので使えない。あとは鈍くさいとか陰気とかだろうけど、自虐的な感じの言葉は避けたほうがいいんじゃないかと思った。なんとなく。

しばらく考えて、出てきたのが「本の牛」である。「本の虫」をもじった。丑年生まれで牡牛座。牛は食べ物としても好きだし、身近な動物だった。もういないけれど、実家の向かいの家が牛を飼っていた。庭に牛が逃げ込んできたこともある。本の読み方も牛っぽい気がする。遅くて反芻しがちという意味で。

というわけで、よろしくお願いします。

タイトル付けに悩んでいるとき、目についたのが『増補版 ぐっとくる題名』。『ゲゲゲの鬼太郎』はなぜ『ゲゲゲな鬼太郎』ではないのかとか、実在の作品を例に挙げながら題名が表現しているものを考察する。文庫書き下ろしのコラムが3本収められているので、新書版を読んでいる人もぜひ。

ボーナストラックの「我々には言葉が足りない」が素晴らしい。シス・カンパニーの舞台『火のようにさみしい姉がいて』のパンフレットに寄稿された文章だそうだ。号泣県議の謝罪会見を例に〈我々には今、圧倒的に「言葉」が足りない〉と指摘。芝居の題名に詩を引用することの効果について語る。詩が読みたくなった。

 

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