イシイチコログ

近況と雑記

石井千湖の沈思読考

「ポリタスTV」で3週間に1回、本を紹介する仕事を始めました。番組のタイトルは「石井千湖の沈思読考」。トークに苦手意識があってすごく緊張したのですが、聞き手が同い年の津田大介さんなので、いつもよりリラックスして話せた気がします。

初回(5月27日)に紹介したのは4冊。

 

 

 

左川ちか全集

左川ちか全集

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次回の放送は6月17日(金)です。

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週刊文春CINEMA!

週刊文春CINEMA! 2022春号』「名画のツボ」で、ロベール・ブレッソンの『たぶん悪魔が』を紹介しています。ブレッソン初見だったのですが、おもしろすぎて『湖のランスロ』と『田舎司祭の日記』『ラルジャン』も観ました。怖いんですけど、一つひとつのショットがかっこいい。

 

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読売新聞「文庫新書」

読売新聞3月13日付朝刊「文庫新書」で紹介したのは
『文豪たちの妙な話 ミステリーアンソロジー』(河出文庫
『人間のしがらみ』(古典新訳文庫)
『一晩置いたカレーはなぜおいしいのか 食材と料理のサイエンス』(新潮文庫
『少女漫画家「家」の履歴書』(文春新書)
以上4点です。

 

 

 

 

 

 

戦前、戦後、そして現代 隣国・台湾を知るおすすめ3冊

週刊新潮」に寄稿した書評がブックバンに掲載されました。

百閒が麦酒を求めてうろうろするので、無性に麦酒が飲みたくなる。いま健康上の理由でお酒は飲めないのですが。台湾に行きたくなる3冊。

戦争は終わったあとも終わらないということがわかる3冊でもあります。

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ゆきあってしあさって

「エル・ジャポン」4月号で『ゆきあってしあさって』(高山羽根子・酉島伝法・倉田タカシ著、東京創元社)を紹介しました。めちゃくちゃ旅をしたくなる本。自分だったらどこに行きたいか読んだ人と語り合いたい。行きたくない町はたぶん一致するような…

 

 

働く30歳からのお守りBOOK

Oggi」4月号「働く30歳からのお守りBOOK」では、もろさわようこ著『新編 おんなの戦後史』(ちくま文庫)を紹介しました。古代から現代まで、日本における女性の地位の変遷をたどる本。

もろさわさんはわたしの祖母と同い年。戦争中のことなど、祖母の話をもっと聞いておけばよかったと思いました。